社員ブログ<カワウソ#23>バージョンアップ
ご挨拶
こんにちは!カワウソです。
まだまだ暑い日が続きますね…🌞
早く涼しくて美味しいものがたくさんある秋になってほしいものです🍂
Moodle LMSのバージョンとは
さて、本日はMoodle LMS (以下Moodle) のバージョンについてです。
Moodleのバージョンは以下の手順で確認ができます🌟
①サイト管理者でログイン
②サイト管理>一般>通知
③一番下までスクロール
この画像だと、バージョンは4.1.3となります!
Moodleのバージョンは、以下のように表されています。
小数点第1位まで→メジャーバージョン
小数点第2位以下→マイナーバージョン
4.1.3だと 4.1がメジャーバージョンで、そのうしろの3はマイナーバージョンになります。
バージョンは何に影響しているのか
Moodleにおいてバージョンは非常に大切です。
メジャーバージョンが変わることでUIや機能が大幅に改善したり、マイナーバージョンではセキュリティの強度が上がったり、とにかくMoodleを運営するうえでのキーポイントになります。
バージョンによって挙動も違うので、サポートをするにあたっても注目するポイントになっています🔍
そして、Moodleのバージョンは日々新しいものがリリースされています。しかし、常に最新にすればよいという話でもありません。
リリースされたばかりのバージョンは世界的にも検証が進んでおらず、安定していない面があります。それはOSSの「みんなで育てる」という価値観があるためです。
とはいえ、安定していないバージョンを使用するのは不安が残るというお客様の気持ちを考え、弊社では「LTS ( Long-Term Support)」 とよばれる安定版を提供しております。
そのため、LTSがリリースされる2年に1度はバージョンアップを行っています。
バージョンアップがなぜ必要なのか
正直な話をすると、どれだけ古いバージョンでも使い続けることは可能です。バージョンアップすると、UIが変わったり、機能が増えたりなくなったり、慣れないことが起こるのは事実です、
しかし、普段使っているSNSやショップアプリなど、気づかないうちにアップデートされていますよね。そして、それになんの疑問も抱かず「変わったな~」ぐらいで使い続けていると思います。
Moodleについてもまったく同じです!
もちろん必要があってバージョンアップしているわけです。
それぞれのバージョンにはセキュリティサポート期限があります。
つまり、その期限を超えてしまったバージョンはセキュリティの担保がされないのです。セキュリティで何か問題が起こるよりは、慣れないバージョンを使って一時的に作業時間が増える方がましだと思います。
それに、バージョンアップは基本的に性能もアップしているので、使う側にはメリットのほうが多いのです💡
まとめ
バージョンアップについてはベンダーによって様々な考えがあるのですが、弊社はセキュリティサポート期限内のバージョンを提供し続けることに重きを置いています。
安心してオンライン教育を続けられる環境の提供が弊社の役割ですからね!