社員ブログ<カワウソ#28>翻訳

ご挨拶
お久しぶりです!
前回のブログを書いたときには冬真っ最中だったのですが、今は徐々に春の訪れを感じますね🌸
弊社の年度は3月で終わりなので、しっかり来年度の準備もしていきたいと思います。
Moodle LMS/MoodleWorkplaceの翻訳
さて、Moode LMS / MoodleWorkplace (以下総称してMoodle) がOSSであり世界230カ国以上で使われていることは皆様ご存知だと思います。
なぜ世界中で使用されているのか。もちろん多機能で教育に必要なものがそろっていることが最たる理由ですが、それと同じくらい大きな理由があります。
それは「多言語対応」です。
Moodleはなんと120以上の言語に対応しています!

どうしてそんなにも沢山の言語に対応できるのか、それはOSSならではの強みだと思います。
実は、Moodleの言語は誰でも翻訳することができます。
弊社でもMoodleWorkplaceの翻訳を積極的に行っており、新バージョン(4.5) の翻訳も早々に着手しています。
このように弊社のようなパートナーはじめ世界中のMoodleユーザーによって多言語化が成り立っています。
言語によって翻訳率が異なるため、進んでいない言語ももちろんありますが、かなりの数の言語が100%もしくは100%に近い翻訳率を誇っています。
日本語の翻訳率は100%です★

プラグインの翻訳
そして、Moodle本体だけではなく、プラグインの翻訳も誰でもすることができます!
こちらに関しても弊社は力を入れており、以下のプラグインについての日本語へ翻訳作業を行いました。
- Stripe
- Exabis e-Portfolio
- Level Up XP – Gamification
翻訳することでこれらのプラグインが日本でも広まり、Moodleがより活用されるきっかけになれば良いなと思っています。

最後に
本日はMoodleが世界中で使用されている理由の1つである「翻訳」についてご紹介しました。
このことからも、OSSだからこそ、Moodle社だけの力ではなくパートナーやユーザーを含むMoodleコミュニティ全体で「Moodle」というプロダクトを育てていると感じます。
OSSが絶対正義とは思いませんが、Moodleに携わっていると自然とOSSの良さに気づくことが多いです。
Moodleに出会って2年半、まだまだ知らない魅力を発掘して発信していきたいと思います!