新人ブログ<#99>
この新人ブログもとうとう99回目となりました。実は最終回まであと1回となりました。今回は初心に返って、Moodle LMS (以下Moodle)の良さを私なりに振り返ってみようと思います!
オープンソース
オープンソースソフトウェアは、無料で利用することができます。これにより、組織はコストを抑えつつ、オンライン学習環境を構築できます。
…という点に注目しがちなのですが、オープンソースソフトウェアの良さは、そのコミュニティの広さとそれにともなう信頼性・安全性の高さにあると学びました。ソースコードが公開されているからこその脆弱性の見つかりやすさ、修正の速さ、継続したメンテナンスによる安定性は大きなメリットであると思います。もちろん、コスト削減も魅力の一つであることに間違いはありません。
カスタマイズの自由度
Moodleは様々なプラグインやテーマが一般公開されており、それらを追加して独自の学習環境を構築できます。また、オープンソースであるため、必要に応じてコードを編集して機能を追加・変更することもできます。そのため、それぞれの組織特有の個性を出すことができます。
柔軟性
Moodleは教育機関だけでなく、企業研修や個人で受ける資格取得講座など、幅広い教育シナリオに対応できるように設計されています。また、アカウントを保持していれば異なるデバイスやブラウザでもアクセスができ、モバイルアプリも充実しているため、学習者はいつでもどこでも学習に取り組むことができます。
ここに挙げたこと以外にも、Moodleの良さはまだまだあります。
それがこれまでの新人ブログで少しでも伝わっていれば嬉しいです。
そして、オープンソースソフトウェアであることが、Moodleの良さの土台となっていると私は考えています。
勉強をしていると、応用や人が知らなさそうなところに魅力を感じてしまいますが、土台の部分の魅力も忘れずにいたいと思います。