とあるエンジニアの情報収集
入社して1年数か月、IT業界には20年以上様々な企業を転々としているいわゆるベテランエンジニアと呼ばれる部類のものです。
イーラーニング社では、サーバ構築や運用、保守、サポートを担当しています。
ITインフラ仕事はとても地味で成果が見えないものですが、自動化などの効率化やセキュリティ強化など安定して運用出来る環境整備などをしています。
日々是改善です。
軽く自己紹介
重ね重ねになりますが、軽く自己紹介を。
入社して1年数か月、IT業界には20年以上様々な企業を転々としているいわゆるベテランエンジニアと呼ばれる部類のものです。
属性的には絶滅危惧種と言われるようなオンプレミスなどのハードウェアの知識や経験のあるインフラエンジニアで、ネットワークやストレージや複数サーバを連携させるクラスタシステムなどを好んで担当し、経験を積んで来ました。
十数年前からクラウドに心酔し、AWSやGoogleなどの勉強会やユーザ会に参加して来て、「時代はクラウドだ」と方向転換を図り、インフラはクラウドしか触らないようになりました。
OSレイヤーの主戦場はLinuxで、Linuxが一般化する前は様々な商用UNIXを主に取り扱っていた生粋なCLI使いとなります。
商用サーバと呼ばれるものを主なステージとして戦っています。
ガジェット好きで、まだスマホが無かった時代にPDA端末にPHS等を接続してインターネットを使ってたり、スマホもiPhoneとAndroidの両刀使いです。
このブログを頼まれた経緯のひとつに、エンジニアになる前はゲーム雑誌やPC関連雑誌などのライターだったこともあるかもしれません。
エンジニア視線で色々なネタを細々と発信していく予定なので、どうか拙文にお付き合いくださいませ。
「情報収集ってどうしています?」
さて第一回目、ブログを依頼されてネタはどうしようかと日常張っているアンテナとは違う種類で情報を集め始めてふと気付きました。
『最初の一歩である情報収集が苦手な人や方法がわからない人って案外多いのではないか?そういえば、「情報収集ってどうしています?」ってよく聞かれるし自分も聞くな。』
現代社会において情報の価値は上がる一方ですが、フェイクや嘘、いい加減なものもインターネットなどには溢れており、正確な情報を得るまでに疲弊してしまうことが多くなりました。
であれば常日頃、筆者が情報収集している手法を紹介すれば、ブログネタになるのではないか?ということに思い至った訳です。
特に高度なことはしていません。
読者の皆様に少しでも有意義なネタを提供出来ればと思っています。
エンジニアたるもの常に新鮮な情報を摂取すべし!
筆者は旅行や食べ歩き呑み歩きが趣味なのですが、旅行先でおいしい料理の店を探すのに皆さんはどうしてるでしょうか?
ほとんどの人はGoogleマップやInstagramなどのSNS、情報サイトを探すと思います。
筆者も例外ではなく、そういった情報メディアは大いに活用しています。
でも、旅行先の地元民に教えてもらう店の方が確実に有効な情報で、オススメのメニューなども聞けたりします。
主に夜の街でそういった情報収集をしているのですが、あまり行くことのないジャンルの店も教えてもらえたりして旅行の楽しさが倍増します。
で、エンジニアとして技術的な情報を探すのにどうするのか?
勉強会に参加して、懇親会にも参加して、詳しい人脈を作ります。
AWSの勉強をしたければJAWS-UG、GoogleやAzureなどのクラウドサービスの勉強会は活発に活動しており、日本のコミュニティは世界でもかなり活動的な方です。
そういった人脈のSNSをフォローしていれば、数珠つなぎでかなり広い範囲の情報にコンタクト出来ます。
これは自分のやり方ですが、気軽に勉強会などに参加出来ない引っ込み思案な方々は、色んなジャンルのエキスパートのSNSを紹介しているサイトなどがあったりしますから、片っ端からフォローして、取捨選択して行けばいいでしょう。
さて、SNSフォローや勉強会参加して知り合いになるという状態をクリアしたら、自然と色々なトピックがアンテナに引っかかるようになります。
英語の情報も嫌がらずにどんどん見ていこう!
更に深堀りしたい場合は、『英語の情報でも気にせずに閲覧する』ことをオススメします。
何かを勉強する場合、書籍を購入することが多いと思いますが、何かの技術が日本語の書籍になるまでにはその技術が英語の書籍になる半年から1年後です。
英語を日本語にローカライズした際に、誤訳も普通に存在して混乱することもありますので、英語に触れることを恐れない方が長い目でみても効率的です。
何故なら、情報ソースとして最終的に英語のサイトや書籍にたどり着くことが多いからです。
グローバルなクラウドサービスで最初に新機能がリリースされるのも英語版ですし、新しい技術に触れたい場合は英語に苦手意識を持たないことが大事です。
英語だからと敬遠してる様子をよく見るのですが、情報ソースに対して遠回りして色々な面で勿体ないなと思っています。
英語に慣れることはエンジニアのスキルアップにとっても損ではないので、トライしてみることをオススメします。
独自の情報収集方法で誰かに習ったわけでもないですし、もっと効率的な方法があるかもしれません。
でも、どこかひとつでも皆様の参考になれば幸いです。
今回はこの辺で。